The Royal Diariesシリーズ

世界各国のプリンセス達の、少女時代の日記と言う形式を取った物語。
ハードカバーで、高級感ある装丁です。
複数の執筆者によって、1999-2005年に相次いで刊行され、
2000年には米国のHBOにより一部がドラマ化されています

史実に誠実でないとか、まあそこは子供向けフィクションなのでご愛嬌。
あと、人名が英語表記なので、非英語圏の人物だと馴染むまで苦労します。
YLは、5.0-5.5程度。

刊行順に記載。（）内は人物名および、Scholastic Reading Counts! による正確な語数。

	タイトル	語数
	Elizabeth I Red Rose of the House of Tudor （イングランド女王：エリザベス1世）	39000語 (38541)
	Cleopatra VII Daughter of the Nile （エジプト女王：クレオパトラ7世）	34000語 (34100)
	Isabel Jewel of Castilla （カスティリア→スペイン女王：イザベル1世）	31000語 (30536)
	Marie Antoinette Princess of Versailles （フランス王妃：マリー・アントワネット）	39000語 (38915)
	Anastasia the Last Grand Duchess （ロシア皇女：アナスタシア）	30000語 (29680)
	Nzingha Warrior Queen of Matamba （マタンバ女王：ンジンガ）	16000語 (16144)
	Kaiulani The People's Princess （ハワイ王女：カイウラニ）	40000語 (39933)
	Victoria May Blossom of Britannia （英国女王：ヴィクトリア）	37000語 (36716)
	Lady of Ch'Iao Kuo Warrior of the South （古代中国：？）	55000語 (54700)
	Mary, Queen of Scots Queen Without a Country （スコットランド女王：メアリ・ステュアート）	35000語 (35438)
	Sondok Princess of the Moon and Stars （新羅女王：善德女王）	29000語 (29300)
	Jahanara Princess of Princesses （ムガル皇女：ジャハナラ・ベーガム）	29000語 (28910)
	Eleanor Crown Jewel of Aquitaine （フランス王妃→イングランド王妃：エレアノール）	30000語 (29758)
	Kristina The Girl King （スウェーデン女王：クリスティーナ）	24000語 (24265)
	Elisabeth the Princess Bride （オーストリア皇后：エリーザベト）	18000語 (18399)
	Weetamoo Heart of the Pocassets （アメリカ先住民の酋長の娘：ウィータム）	29000語 (28862)
	Lady of Palenque Flower of Bacal （メソアメリカ パレンケ：？）	40000語 (39738)
	Kazunomiya Prisoner of Heaven （徳川家茂の正室：和宮親子内親王）	26000語 (26143)
	Anacaona Golden Flower （イスパニョーラ島の女王：アナカオナ）	29000語 (29458)
	Catherine The Great Journey （ロシア皇后→女帝：エカテリーナ2世）	29000語 (28736)

ヨーロッパ系の女性は、全員知っていました。
サブタイトルも、かなり良いセンスだと思います。
特に、男装の女王：ンジンガには新たに興味がわきました。

このシリーズで取り上げられた姫君達は、
幸福な生涯を送った者もいれば
悲劇的な人生を送る者あり、知謀を活かす者ありと、
かなりバラエティに富んでいます。

細かい所に突っ込まず（特に東アジア系）、
英語名称に慣れれば、結構楽しめそうなシリーズです。

公式サイト：http://www.scholastic.ca/titles/royaldiaries/

MMR: リサ＆アリスシリーズ

リサとアリスは親友同士。 ２人はギリシャへ旅行へ行きます。
その準備→旅→帰路が、3冊に渡って描かれています。
イラストに吹き出しの付いた、漫画っぽいページも多い。

Photo FinishとShooting Starsはまあまあ面白いです。
In the Frameはいまいち。

	タイトル	YL	語数
	Photo Finish	0.8	900語
	Shooting Stars	0.8	700語
	In the Frame	0.8	550語

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PGR: ねずみのMarcelシリーズ

フランスに住む鼠：マルセル（Marcel）は探偵。
様々な事件について、人間が気付かないよう
こっそり解決してしまいます。

ディズニーのビアンカとバーナードみたいで、
短いながらもワクワクするストーリです。
ちなみに、マルセルの恋人は、画家のセリーヌ（Celine）ですが、
あまり活躍しません。

	タイトル	YL	語数
	Marcel and the Mona Lisa	0.8 (PGR0)	900語
	Marcel and the White Star	0.8 (PGR0)	900語
	Marcel and the Shakespeare Letters	1.0 (PGR1)	2100語
	Marcel goes to Hollywood	1.0 (PGR1)	700語

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The Worst Witchシリーズ

ジル・マーフィー（Jill Murphy）作・画。
私が大好きな本で、多読の一つの目標でもあります。
第1巻は1979年初版で、最新第6巻が2007年の刊行ですから
30年以上愛されているシリーズです。TVドラマ化もされています。

最悪な魔女ことミルドレッドは、カックル魔女学校の落ちこぼれ。
入学早々、箒を折ってしまうし
魔法薬の授業では、危険すぎて親友のモード以外誰もくんでくれません。

意地悪な優等生・エセル、厳格なハードブルーム先生らが
大変魅力的なヒールです。

ハリー・ポッターのように強大な敵がいるわけではなく
"学園青春もの"というのが適切かも。


　　
　　

	タイトル	YL	語数
1	The Worst Witch 「魔女学校の一年生」	4.0	9000語
2	The Worst Witch Strikes Again 「魔女学校の転校生」	4.0	8000語
3	A Bad Spell for the Worst Witch 「どじ魔女ミルの大てがら」	3.5	11000語
4	The Worst Witch All at Sea 「魔女学校、海へ行く」	4.0	18500語
5	The Worst Witch Saves the Day	4.0	14500語
6	The Worst Witch to the Rescue

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Princess Diaries シリーズ

メグ・キャボット（Meg Cabot）作の、ライトノベル。 第一作が好評だったのでシリーズ化され、全10巻で完結。

＜グレード別リーダー＞
原作の簡約版。
マクミランリーダーから、全４冊出ています。
第1,2巻は、Elementary Level、
第3,4巻は、Pre-intermediate Level。
　 　 　

	タイトル	YL	語数
1	Princess Diaries 1	2.8	15000語
2	Princess Diaries 2	2.8	15000語
3	Princess Diaries 3	3.2	18000語
4	Princess Diaries 4	3.2	18000語

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原作では、アメリカの女の子の生活の中の
テレビや新聞の固有名詞が出てきますが、ほとんどカットされています。
CDもあるので、リスニングやディクテーションにも便利。


＜原作＞
　 　 　 　
　 　 　 　


（原作についても加筆予定）