
13000語
考古学クラブの少年少女4人組の物語、
Dark Pathシリーズの3作目
著者Allan Frewin Jones氏・公式サイトクラブの顧問の知人で、考古学者のレオの行っている
廃墟となった村・アイゼングラス(Isenglas)の発掘を手伝うことになった4人組。
地下の納骨堂に落ちて、割れた半分のコインを手にしてから
フランキーの様子がどんどんおかしくなってしまい…
(続きも簡単に書きましたので、よろしければご覧ください)
同じシリーズの「
The Phantom Airman」が非常に良かったので期待したのですが
The Phantom Airmanほどではなかったかな。
でも面白かったですよ。
このシリーズは、マクミランリーダーにはこの2冊しか無いので
他もぜひ読みたいですが、もうどこにも売ってない(泣)
住民の怒りを買って殺された地主・ヒューゴ、
直後に失踪した、ヒューゴの被保護者エレアノール。
フランキーは、コインを手にしたことで、彼女だけが
コインの持ち主で、ヒューゴ暗殺の犯人:トッドと会話できるように。
彼の頼みで、たった一人でエレアノールの行方を密かに探していたのでした。
ついに閉鎖された屋敷の隠し部屋で、エレアノールの遺体を発見。
フランキーを追って来た3人も、エレアノールの悲劇をしります。
彼女が隣人との結婚を拒んだことでヒューゴの怒りを買い、
罰として箱の中に閉じ込められてしまったエレアノール。
普段なら、すぐに出してもらえたのですが
彼女の恋人であるトッドがヒューゴを暗殺したことで、
誰にも気づかれないまま死んでいったのでした。
(婚約者も、彼女の死によって領地を手に出来るので、むしろ大喜び)
※かなりグロい死に方ですよね…
餓死するより先に、酸欠ですぐ亡くなったと信じたいところ。
というわけで、エレアノールの遺骸の手からコインのもう半分を受け取ると
フランキーの前に、廃墟になる前の町や、
トッドとエレアノールの姿が浮かんで消え
フランキーは感動して涙を流します。
後日エレアノールの遺骸も埋葬され、恋人たちは安らかな眠りを得たのでした。
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