Magic Tree House #3: Mummies in the Morning

5100語

ジャック＆アニー兄妹は、今度は古代エジプトへ。
ピラミッドの中で、亡霊となった女王と出会い…


1年1ヶ月ぶりの、Magic tree houseシリーズです。

アニーは恐いもの知らずだなあ。
脱出できなかったらどうするのかと思ったら、
やっぱり迷子になっちゃうし。

いよいよ「M」の招待が気になる所です。

ところで、amazonで、いま新品で330円で買えるんですね。
かなり安くなっててびっくり。
もっとも定価も3.99ドルですが。

CER1: Blood Diamonds

4900語

デイリー・ポスト紙の記者、カークパトリックとシェファードは、
紛争ダイヤモンド（Blood Diamonds）についての記事を書いた。
丁度、イギリスにファン・デルフトという疑惑の商人が来ており、
カークパトリックは特ダネをモノにしようとするが…

カークパトリックは命知らず、っていうかただの無鉄砲。
裏社会の商人に本名で近づくとか、自殺行為だろうに。

PGR0: The Last Photo

800語

パムとマーティン姉弟（兄妹？）は、旅行中、
フィルムカメラの最後の一枚を撮影しますが、
リュックサックを背負ったの男が横切ってしまう。
数日後、新聞に載った銀行員と、写真の男がよく似ていることに気付き…


まあ、ちょっとあっさりし過ぎかな…

イラストの感じでは、パムが姉だと思いました。

PGR0: Simon and the Spy

1000語

駅にはスパイを捕まえるため、大勢の警官たちがいる。
主人公のサイモンは、老婆とぶつかった後、
彼女と頻繁に遭遇するが…

ドタバタコメディ。
警官たちも、笑っちゃうくらい沢山いますし、
ちゃんと笑えるオチもついています。
それにしても、主人公はなんて鈍感なんでしょう。

MMR4: The Wizard of Oz（オズの魔法使い）

15000語

オックスフォード版で読んで以来です。

不思議な世界へ飛ばされてしまったドロシーの冒険は、
実はかなりの日数に渡っているんですね。
オズが一日に一人しか会ってくれなかったり、
何日も足止めを食らっています。

オックスフォード版では、家へ帰ろうとするドロシーは、
踵を鳴らすとともに「East west home's best」と唱えるのですが、
このマクミラン版では言っていませんでした。
さて、原作はどっち？
ちなみに、原作は、全40巻くらいのシリーズになっています。

ところで、オズの魔法使いと言えば、
日本では劇団四季やユニバーサルスタジオジャパンで
上演されている、ブロードウェイミュージカル
「Wicked」。これ観てみたいです。

記憶がおぼろげな本たち…

中学生の頃、何冊か高学年児童向け小説（若しくはジュブナイル小説）を読みました。

キーワード以外の記憶がおぼろげなのですが、
なんとか検索して見つけました。
できれば原語（英語に限るw）で読んでみたいですね。

＜その1＞
あまり幸福ではない主人公の少年が出会う、
大家族の紅一点：ヴィクトワールがとても印象的だった…
でも、話の内容・タイトルは全く覚えてない本
↓

Secret Letters From 0 To 10
（邦題：秘密の手紙 0から10）

＜その2＞
現代のオーストリアの少女の日記。
彼氏の名前はシュテファン。
オーストリアの少女の生活ぶりがとても新鮮だった…
でも、タイトルが分からない本
↓
『ユーリアの日記』

（原題：Oh, du Holle!: Julias Tagebuch）


＜その3＞
インドかアラビアあたりで、建築家が壮麗な宮殿を建てるが、
王はその宮殿以上に素晴らしい宮殿が出来ないよう
建築家を幽閉する。しかし…
でも、タイトルを覚えていない。
↓

イスカンダルと伝説の庭園
（原題：El Arquitecto Y El Emperador De Arabia）
スペイン語の本でした。

＜その4＞
『緋色の皇女アンナ』
↓

Anna of Byzantium

The Royal Diariesシリーズ

世界各国のプリンセス達の、少女時代の日記と言う形式を取った物語。
ハードカバーで、高級感ある装丁です。
複数の執筆者によって、1999-2005年に相次いで刊行され、
2000年には米国のHBOにより一部がドラマ化されています

史実に誠実でないとか、まあそこは子供向けフィクションなのでご愛嬌。
あと、人名が英語表記なので、非英語圏の人物だと馴染むまで苦労します。
YLは、5.0-5.5程度。

刊行順に記載。（）内は人物名および、Scholastic Reading Counts! による正確な語数。

	タイトル	語数
	Elizabeth I Red Rose of the House of Tudor （イングランド女王：エリザベス1世）	39000語 (38541)
	Cleopatra VII Daughter of the Nile （エジプト女王：クレオパトラ7世）	34000語 (34100)
	Isabel Jewel of Castilla （カスティリア→スペイン女王：イザベル1世）	31000語 (30536)
	Marie Antoinette Princess of Versailles （フランス王妃：マリー・アントワネット）	39000語 (38915)
	Anastasia the Last Grand Duchess （ロシア皇女：アナスタシア）	30000語 (29680)
	Nzingha Warrior Queen of Matamba （マタンバ女王：ンジンガ）	16000語 (16144)
	Kaiulani The People's Princess （ハワイ王女：カイウラニ）	40000語 (39933)
	Victoria May Blossom of Britannia （英国女王：ヴィクトリア）	37000語 (36716)
	Lady of Ch'Iao Kuo Warrior of the South （古代中国：？）	55000語 (54700)
	Mary, Queen of Scots Queen Without a Country （スコットランド女王：メアリ・ステュアート）	35000語 (35438)
	Sondok Princess of the Moon and Stars （新羅女王：善德女王）	29000語 (29300)
	Jahanara Princess of Princesses （ムガル皇女：ジャハナラ・ベーガム）	29000語 (28910)
	Eleanor Crown Jewel of Aquitaine （フランス王妃→イングランド王妃：エレアノール）	30000語 (29758)
	Kristina The Girl King （スウェーデン女王：クリスティーナ）	24000語 (24265)
	Elisabeth the Princess Bride （オーストリア皇后：エリーザベト）	18000語 (18399)
	Weetamoo Heart of the Pocassets （アメリカ先住民の酋長の娘：ウィータム）	29000語 (28862)
	Lady of Palenque Flower of Bacal （メソアメリカ パレンケ：？）	40000語 (39738)
	Kazunomiya Prisoner of Heaven （徳川家茂の正室：和宮親子内親王）	26000語 (26143)
	Anacaona Golden Flower （イスパニョーラ島の女王：アナカオナ）	29000語 (29458)
	Catherine The Great Journey （ロシア皇后→女帝：エカテリーナ2世）	29000語 (28736)

ヨーロッパ系の女性は、全員知っていました。
サブタイトルも、かなり良いセンスだと思います。
特に、男装の女王：ンジンガには新たに興味がわきました。

このシリーズで取り上げられた姫君達は、
幸福な生涯を送った者もいれば
悲劇的な人生を送る者あり、知謀を活かす者ありと、
かなりバラエティに富んでいます。

細かい所に突っ込まず（特に東アジア系）、
英語名称に慣れれば、結構楽しめそうなシリーズです。

公式サイト：http://www.scholastic.ca/titles/royaldiaries/

2010年6月のまとめ

YL 0-1程度の簡単な本を多く読んだ結果、
一ヶ月で73冊読んでいましたw

先月までの累計：	80万9080語	（86冊）
＋　　6月分：	25万2770語	（73冊）
--------------------------------------------------
今月までの累計:	106万1850語	（159冊）

＜今月のBEST10+＞
The Black Tulip
The Promise
Billy Budd
The Big Picture
Wyatt's Hurricane
Little Women - Good Wives
The Withered Arm
Karen and the Artist
Little Princess
Spiderman
Lisa in London

＜今月のハズレ＞
特に無し。
1000語以下の短い本を多く読んだので、
投げ出すより先に読み終わってしまうため。

SCR3: Vanity Fair（虚栄の市）

15000語

貧乏だが賢くしたたかなベッキーと、
裕福だが純粋でおっとりとしたアミーリア。
二人の人生と、愛の行方は…

昨年読んだとき、さっぱり面白く無かったので、

映画を見て予習しました。
リーダーの挿絵も、このリース・ウィザースプーン主演の「悪女」ですが、
映画の方には準拠していません。（原作寄り？）

内容を把握してから読むと、
ベッキーの逞しさとアミーリアの純粋さ、
ジョージの性格の悪さとウィリアムの誠実さ
の対比がそれぞれとても面白かったです。
ストーリーそのものは、起伏がいまひとつですが…

「Vanity Fair」は直訳すると、タイトル通り「虚栄の市」となるのですが、
本文中ではどうも「上流社会」という意味で使われてる模様。
読了後に調べた所、「虚栄と軽薄の世界」という意味もあるようで（→Weblio辞書）
それが転じて大都会・貴族社会という意味になるそうです。
なるほど上手い例えだなー。

どうでもいいのですが、「悪女」で
ベッキーの夫：ロードン役に見覚えがあると思ったら、
「ROMA」のアントニウス役のジェームズ・ピュアフォイでした。
胸毛で分かった（苦笑）

OBW2: Henry VIII and His Six Wives

6300語

英国王：ヘンリー8世の未亡人、キャサリン・パーは
5人の王妃達が彼にあてた手紙を見つける。
そして新しい侍女に、彼女達のことを語り始める…

読みやすかったですが、
なんだか教科書を読んでいるみたいに、単調でした。
生徒「では、○○だったのですか？」
先生「いいえ、それは××です」
という感じ。