
15000語
貧乏だが賢くしたたかなベッキーと、
裕福だが純粋でおっとりとしたアミーリア。
二人の人生と、愛の行方は…
昨年読んだとき、さっぱり面白く無かったので、
![悪女 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51M954ZF78L._SL100_.jpg)
映画を見て予習しました。
リーダーの挿絵も、このリース・ウィザースプーン主演の「悪女」ですが、
映画の方には準拠していません。(原作寄り?)
内容を把握してから読むと、
ベッキーの逞しさとアミーリアの純粋さ、
ジョージの性格の悪さとウィリアムの誠実さ
の対比がそれぞれとても面白かったです。
ストーリーそのものは、起伏がいまひとつですが…
「Vanity Fair」は直訳すると、タイトル通り「虚栄の市」となるのですが、
本文中ではどうも「上流社会」という意味で使われてる模様。
読了後に調べた所、「虚栄と軽薄の世界」という意味もあるようで(→
Weblio辞書)
それが転じて大都会・貴族社会という意味になるそうです。
なるほど上手い例えだなー。
どうでもいいのですが、「悪女」で
ベッキーの夫:ロードン役に見覚えがあると思ったら、
「ROMA」のアントニウス役のジェームズ・ピュアフォイでした。
胸毛で分かった(苦笑)
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