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人工オゾン層が形成されて300年……
リラとキアは、その人工オゾン層の穴が拡大していることを、
観測データから知る。
ところが、彼らの報告は、上層部に受け入れられず…
いやー、実につまらなかった。
登場人物が多く、珍しい名前ばかりで
ちっとも人間関係が把握できない。
そもそも、都市国家が地球各地にあるのか、
コマンダー(司令官)たちの権限はどのくらいのものなのか、
とか、世界観の設定が説明不足過ぎ。
そして、SFとしての設定がメチャクチャ。
オゾン層というのは、紫外線を防御する層で、
地球の大気の温度上昇や、森林火災にに大きく関係があるとは思えない。
「人工オゾン層」が何なのかが意味不明。
オゾンは、酸素が紫外線照射されることで生成されるので、
安定して存在できるわけで、
人工オゾン層がオゾンならば、そう簡単に壊れないだろうし、
オゾン以外に紫外線を防ぐ物質なら、それは何?
なんで壊れたの?
とにかく訳の分からないリーダーで、
これまで2冊しか獲得していない、
最低の一つ星評価となりました。
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