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「王冠を賭けた恋」こと、エドワード8世の伝記。
いきなり日本人のミセス・ナミキが登場してビビるw
おおむね美談仕立て。
そもそも、エドワード王太子にウォリス・シンプソン夫人を紹介した
ファーネス夫人も当時のエドワードの愛人。
公式の愛妾としてではなく、ひたすら結婚を目指して対立し、
そして退位したのは彼の愛ゆえか、そそのかされたのか…
かくして、彼が自分勝手にも退位したが故に
急遽弟のヨーク公ジョージが即位(=ジョージ6世)。
帝王教育も受けていないし、そして内気な性格の人で突然の即位にとまいます。
第二次大戦中は、空襲から逃げずにロンドンに留まり、
国民を激励し続けたるなど立派な方ではありましたが、
国王としての責務と重圧から健康を崩し、56歳で崩御。
そして今は、その長女・エリザベス2世女王が君主です。
王族(=公人)が、思いのままに生きようとすると
多くの人の人生が変わっていくのですね。
ジョージ6世の妻・マーガレット王妃は、長らくウィンザー公夫妻を許さなかったとか。
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