
10000語
超面白かった!ワクワクしながら一気読みしちゃいました。
最後に登場した、議長/大統領(President)が
理解のある人で良かったです。
勢いで、あらすじを書き起こしてみました。
よかったら読んでください。
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地球環境の悪化により動物が絶滅し、人間だけが暮らす時代。
ヒロイン・ハミングバード(ハミー:ハチドリの意)は
風習によってかなり年上のバッファローと、
最低一年間結婚しなければいけないことに。
ハミーは結婚式の最中、脱走して宇宙へ飛び出します。
そこで、不思議な宇宙船「STAR ZOO」にたどり着き、
「The Book of remembering」
(この世界で絶対視される古文書)の中でしか知らない
たくさんの動物たちを発見します。
最初は、「怪物」を「破壊」したいと思ったハミーも、動物たちに誘われ
この宇宙船を管理する古いコンピュータに出会い、
2万年以上前、地球が滅び行くことを知った人々が、
動物を守ろうと「STAR ZOO」を作ったことを知ります。
事情が分かったハミーは、いかにこの宇宙船と動物たちが素晴らしいかを悟りました。
数日ぶりに帰宅(帰星)したハミーは、「STAR ZOO」と動物たちについて
両親に説明しますが、信じてくれません。
バフももちろん信じませんが、嘘だったら5年間結婚することを条件に
再びバフと、そして家庭用ロボットと共に「STAR ZOO」に戻ります。
しかし、初めて動物を見たバフは狂ってしまい
(ハミーより年長で適応力?が低いから)ハミーは、他の人間もバフのように狂うのでは、とコンピュータに相談します。
コンピュータは、動物そっくりのロボットを作り、
慣れてから本物の動物を見せればいいと提案。
ロボットに小さな動物を作らせ、それを持って首都「New Earth」へ向かいます。
ハミーの話を不審に思った警官も、ロボットは嘘をつかないので
「Star Counsil」(宇宙議会?)へ案内します。
しかし、議員たちもロボットの動物と接しただけで狂ってしまい
あげくロボ動物を破壊してしまいます。
ハミーは、狂人を作らない=狂人が「STAR ZOO」を破壊しない=動物を守るため
「STAR ZOO」を知っているのは彼女だけなので、
地下10kmの場所で生涯暮らすことに。
そして、議長/大統領に孤児たちの世話を命令されます。
ハミーの家庭用ロボも孤児のところにいました。
ハミーは無邪気な子供たちにタジタジになり、
初めて動物に接したときと似た感覚を思い出します。
そこで、もうひとつのロボ動物を見せると、子供たちは大喜び。
再び議長が現れ、ロボ動物を隠すと、子供たちは泣き出してしまいます。
議長に、事情を説明すると、興味を持ってくれ
条件付きで、ハミーを自由にし、子供たちと動物を触れさせることを許可します。
議長は「(狂いたくないので見たくないが)その動物は"The Book of Remembering"に載っているのか?」と訊ね、
ハミーはそれが子供の猫で、「STAR ZOO」のコンピュータによれば
kittenと呼ばれると教えます。
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