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姿を消していたスーパーマンが、5年ぶりに地球に戻って来た。
しかし、育ての母は再婚して農場を売却し、
最愛のロイス・レーンは結婚し男の子:ジェイソンをもうけていた。
すべてが変わってしまっていた。
そんな時、ロイスが取材で乗る飛行機に緊急事態が発生し…
まず、はじめに「スーパーマン・リターンズ」を観ました。
ところが、根本的な設定の説明が飛ばされていたため、
前作のIとIIを鑑賞。
いやあ、面白いですね。主演のクリストファー・リーヴが、超絶二枚目。
「リターンズ」のブランドン・ラウスは、やや穏やかながら、
初代のイメージを崩さず、理想的なキャスティングでしょう。
(以下、前作のネタバレを含む)
スーパーマンは、滅亡したクリプトン星の唯一の生き残り。
普段は平凡なサラリーマン:クラーク・ケントとして生活している。
ピュリッツァー賞に憧れる同僚のロイス・レーンは、
何度もスーパーマンに助けられ、彼の記事を書き、
スーパーマンを愛するようになる。
やがて彼女は、スーパーマン=クラーク・ケントであることに気付く
スーパーマンはロイスに全て打ち明け、
特殊能力を捨ててロイスと結ばれる。
ところが、クリプトン星の極悪人が地球侵略を企てたため
再び特殊能力を取り戻すことに。
全てが終わった後、スーパーマンはロイスの記憶を消した…
(ネタバレここまで)
これを踏まえた上で、「リターンズ」を鑑賞すると実に切ないわけです。
リーダーでは映画以上に説明されている部分と、
説明不足で感動が薄れる部分に分かれています。
まず、スーパーマンと故郷:クリプトン星の関わりは、
映画以上に説明されていたように思います。
一方、ジェイソンの本当の父親は……とか、
「父は息子の中に、息子は父の中に」の台詞割愛はマズかったですね。
映画のI、IIを観て背景を理解しないと、
明らかに前作を意識したセリフ・場面も多い
「リターンズ」の面白さは理解できないでしょう。
とにかく1980年前後のアメリカの雰囲気も堪能できる、
「スーパーマンI/II」に出会えたのは収穫でした。
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