
6600語
時は17世紀中葉、イングランドが国王派と議会派に分裂していた頃
家名再興を目指す少年の成長と恋の物語。
バーバリー家の4人の子供たちは、戦死した父が
国王派であったが故に家を焼かれてしまいます。
それを助け、彼らに生きる知恵を教えたのが老ジェイコブ。
長男のエドワードは、議会派に対する恨みを忘れず
国王のために戦うことを望みますが…
この本を手に取ったのは偶然だったので(挿絵が奇麗だった)
この物語に出会えてよかったです。
老ジェイコブが4人兄弟に生きる力(狩猟や料理の技術)を教え
そして静かに死んで行く所も感動的でしたし、
エドワードの、ペイシェインスに対する
淡く美しい恋心もいいです。
残念なことに、邦訳は出ていないので原書を読むしかありませんね。
とりあえず、原作全文はgoogleで読むことが出来ます。
→
Googleブックス THE CHILDREN OF THE NEW FORESTそこまでレベルアップできるかはともかく、
またひとつ楽しみが増えました。
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